ガイドライン概観

イントロダクション

ANREV/INREVは非上場不動産業界の透明性の向上とベストプラクティス、プロフェッショナリズムの普及に努めています。INREVガイドラインの確立は数年に渡り、ANREV/INREVの会員により支持、推進されてきました。また、INREVはガバナンスのツール及び事例、ファンドマネージャーや非上場不動産ビークルへ投資する投資家の情報提供方法等の原則や助言もガイドラインに盛り込みました。INREVガイドラインの目的は下記の通りです:

  • セクターにおける要件とベストプラクティスを確立し、マネージャーによる実践を支援すること。
  • 非上場不動産ビークルに投資する投資家に、一貫性があり、分かりやすく、アクセスが容易で、信頼性が高く、異なる投資商品及び異なる投資期間における比較を容易にするための情報を提供すること。

INREVガイドラインはオンラインで入手可能です。オンラインにすることで、見やすく、検索しやすい、カスタマイズ可能なガイドラインを入手頂けます。ガイドラインは主に非上場不動産ファンドに特化していますが、以後特定の投資ビークルに対するガイドラインを必要に応じて追加予定です。

ガイドラインの全文はこちらからダウンロード頂けます。もしくはオンラインのガイドラインセクションから必要な項目のみを抜き出したカスタムガイドラインをPDFフォーマットにてこちらから入手頂けます。

INREVガイドラインは下記の8つの項目(モジュール)より構成されています。

ガイドラインの採用状況は採用及びコンプライアンスの枠組みに当てはめることができます。これにより、運用会社及び投資家がINREVガイドラインに沿っているかモデュールごとに評価することが可能です。ガイドラインを実施する、またガイドラインの要件およびベストプラクティスのヒエラルキーを決定する際、下記の用語・定義を理解することが大切です。

原則

原則とは要求及びベストプラクティスのベースとなるものです。

ベストプラクティス

ベストプラクティスはINREVによって策定されたもので、これにより投資家やマネージャーは、ビークル商品を設計し、かつ業界のベストプラクティスに適合すると同時に特定のニーズに関連した効果的なコーポレートガバナンスの枠組みを策定・実施することが可能になります。マネージャーは、そのようなベストプラクティスの枠組みに照らして自己評価を行い、その採用状況を投資家に開示するものとします。

要件

要件は性質上、より技術的なものであり、準拠レベルはINREVコンプライアンスチェックリストを用いて評価することができます。各モジュールについて全ての要件が完全に実施された場合、マネージャーはそのモジュールに完全に準拠することを開示することができます。特定のモジュールの要件を完全に満たしていない場合、マネージャーはそのモジュールに部分的に準拠していることを開示するとともに、完全に準拠していない理由を説明し、投資家の理解を得る為に追加情報を提供するものとします。

ツール及び事例

ツール及び事例はガイドラインの適用を補足するものです。ツールは市場参加者が特定の状況を評価し、かつINREVガイドラインや基準に効果的に準拠することをサポートします。事例は市場参加者が特定の基準を説明する際に模範とすべきものです。

定義

INREVが提案する定義(”INREV定義”)は、非上場不動産業界に普遍的に応用されるよう考慮されたものです。

ガイドラインに関するご不明点がある場合、professional.standards@anrev.org もしくは +852 3108 2790 へご連絡ください。